縫製工場ものづくり工房は幅広いアイテムに対応する縫製工場です

工房のコンセプト
日本の縫製工場はここ10年ほどで3分の1に減少しました。
更に、国内の消費者志向が多様化している中で服づくりの小ロット化、短納期化への移行スピードが予想以上に速いのが現実です。
私たち「ものづくり工房」は長年家内工業的な小規模縫製工場を営なんできました。
今、話題になっている「セル生産」方式を以前から長年貫いていたことになります。
同時にセル生産方式を現実のものにするためには縫製のスペシャリスト「縫製の匠」が必要不可欠でありこれの育成に全力を傾けた結果「ものづくり工房」のFセル生産方式が出来上がりました。
「縫製の匠」育成計画は1998年頃からスタートし現在、社内の匠は10名を超えました。更なる要望に応えるために私達は「服づくりに熱い想いを持つ縫製の匠」を全国に求めた結果、北は北海道から南は九州まで27名の熱い想いの縫製の匠たちと更なる小ロット、短納期生産に磨きをかけ、お客様と共に発展することを誓って熱い毎日を送っています。

工房の仕事場
「ものづくり工房」の生産種類は実に多い、同業仲間は「よくこんな儲からない事をやってるな!」と、言います。
私達は世の中に我々の生産方式(小ロット・短納期)が良いと思ってくれる人がいる限りこれに応えて行きたい。この考えとその行動は社員全員の統一のものです。
皆んなの考えが同じなので社員の一体感・チームワークは強いものがあります。

Fセル生産とは
「ものづくり工房」では自社のセル生産方式を「Fセル生産」と呼んでいます。
「Fセル生産」の「F」は'flexible'を意味します。生産する物によって設備とレイアウトと縫製技能者が変わります。今日と明日とでは工場の様子が全く違う事がよくあります。こうやって小ロット生産の効率を高めているのです。
変化への対応を身をもって感じる工場です。

工房は田舎にある、でも近いよ!
ものづくり工房は石川県小松市にあります。
古くから絹織物で栄えた「繊維の町」といわれるほどに布に関わる職人がたくさんおります。
現在は絹織物工場から合繊工場へとシフトが目立っています。こんな環境の中で当工房ではオーダー生産一筋に30年間縫製業を営んでおります。
近隣には加賀百万石の城下町金沢と日本三名園の兼六園、そして加賀温泉郷があり、ゆっくりのんびりできる人情の厚い土地柄です。

工房までのアクセス
・羽田から空路60分
・福岡から空路80分
・仙台から空路60分
・千歳から空路90分
・小松空港から車で10分
・JR小松駅から車で5分の場所に位置しております。

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遠くても大丈夫?
初めての方は不安に思うのかもしれませんが、ご利用くださったお客様からは、「距離を感じない親身な対応」「近場よりもスムーズに対応してくれる」との評判をいただきます。より一層その声に応えられるように、スタッフ一同頑張って参ります。

距離が本当の問題?縫製工場の内情を解明!
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